PHP文庫より『企画力』を上梓しました

田坂です。

9月16日に、PHP文庫より

『企画力 - 人間と組織を動かす力』

を上梓しました。

これまで、私は、
「仕事の思想」については、多くを語ってきましたが、
「仕事の技術」については、語ることを控えてきました。

その私が、この書において初めて、
仕事の技術と心得を語りました。

その理由は、ただ一つです。

この国の変革を成し遂げていくためには、
我々一人ひとりが、
プロフェッショナルとしての力を
磨いていかなければならない。

そう考えるからです。

この書が、この国の変革に取り組む多くの方々にとって、
ささやかな糧となることを、祈ります。


この著書に興味を持たれる方は、
下記のサイトをご覧ください。

以下に、この『企画力』の目次を示します。


人間と組織を動かす力
それが、企画力

企画とは、実行されて初めて
企画と呼ぶ

企画力とは
「物語のアート」である

「最高の企画書」とは
「最高の推理小説」である

「知識」を学んで
「智恵」を掴んだと錯覚するな

企画書では
「企み」を語れ

「何を行うか」よりも
「なぜ行うか」を語れ

タイトルで「企み」を語る
それが、最高の「掴み」

これから何が起こるのか
その「ビジョン」を語れ

「企み」を
「戦略」に翻訳せよ

読みやすい企画書は
「自問自答」のスタイル

読み手の
「思考の流れ」を導け

「三の原則」を用いて
企画書を削れ

企画書は
「一人歩き」すると思え

顧客企業の担当者は
「同志」である

「攻め」だけでなく
「守り」に強い企画書をめざせ

「表の企画書」だけでなく
「裏の企画書」をつくれ

企画書とは
「営業の品質管理」である

営業担当者を
企画会議に参加させよ

没にした企画の数が
企画の凄み

顧客の心を読み、言葉を選び
迷いを捨てよ

企画書は
読み終えた一瞬が、勝負

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2009年09月18日 | 書籍

『オルタナ』での連載
「オルタナティブ文明論」連載 第9回
「複雑系経済」に処する三つの方法

田坂です。

8月11日に発売された雑誌、
『オルタナ』No.15において、
私の連載・第9回が掲載されました。

連載のテーマは、

「オルタナティブ文明論」

第9回のタイトルは、

「複雑系経済」に処する三つの方法

です。

これから資本主義の土台にある経済は、
「操作主義経済」と呼ばれるものから「複雑系経済」へと
パラダイム転換を遂げていきます。

では、この新たに生まれてくる複雑系経済に処するには、
どうすれば良いのでしょうか。

そのことを知るためには、
現代の最先端科学、「複雑系科学」が教える
複雑系の「三つの性質」を理解しなければなりません。

第一 複雑系は、意図的に設計、構築、管理ができない。
第二 複雑系は、突如、崩壊する可能性がある。
第三 複雑系は、個々の要素の挙動から創発が起こる。

そして、この三つの性質を理解するとき、
これまでの経済において二項対立のごとく語られてきた
「管理」と「放任」というパラダイムの他に、
もう一つ大切な、第三のパラダイムがあることに気がつきます。

それは、「自律」というパラダイムです。

では、この「自律」とは、いかなるパラダイムなのでしょうか。

この第9回においては、そのことを述べました。

この記事のPDFを、
下記のサイトよりお読みいただけます。

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2009年09月16日 | 新聞・雑誌

「ソフィアバンク・ラジオ・ステーション」
ガイアの思想

今週は、「ソフィアバンク・ラジオ・ステーション」の
オーディオ・アーカイブより、

 ガイアの思想
  - 地球観の転換から、生命観の転換へ

を、お送りします。

「地球とは、一つの巨大な生命体である」

と語る、ガイア思想。

では、このガイア思想は、
いったい、どのような価値観の転換を
我々に求めるのか。

それは、実は、
「地球観」の転換ではありません。

この思想が我々に求めるのは、
実は、「生命観」の転換なのです。

すなわち、現代において、このガイア思想は、

「生命とは何か」
「生きているとは何か」

という深淵な問いに対して、
最も深い価値観の転換をもたらすのです。

この番組では、そのことを語りました。

この番組をお聴きになりたい方は、
下記のサイトをご覧ください。


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ダライ・ラマ法王との対話に向け
プレイベントを行います

田坂です。

来る11月1日、ダライ・ラマ法王と
日本の4名の学者の対話が、
5000名の聴衆の方々に集まって頂き
開催されます。

この4名の学者の一人として
この対話に私も参加しますが、
ダライ・ラマ法王との対話に先立って、
9月30日と10月14日に、
プレイベントが開催されます。

主催者からの要項を下記にお伝えしますので、
ご興味のある方は、ご参加ください。


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ダライ・ラマ14世と、最先端の学者4人の対話から、未来が見える。
----------------------------------------------------------
       ダライ・ラマ法王来日講演
   「地球の未来」への対話ー仏教と科学の共鳴ー
       プレイベント開催のお知らせ

     http://www.apa.ne.jp/taiwa/taiwa2.html
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2009年11月1日、ダライ・ラマ14世(ノーベル平和賞受賞者)と、
最先端の日本の学者4人(田坂広志氏、清水博氏、竹村真一氏、
星野克美氏)による対話イベントが開催されます。

※「地球の未来」への対話―仏教と科学の共鳴―(11/1開催)について


それに先立ち、4人の研究のエッセンスと、地球や人間の幸せ・本質に
ついての思想や想いをお話しいただく場を設け、ダライ・ラマ14世との
対話をより深め、「地球の未来」に向けて参加者の皆さまと一緒に
考えていくプレイベントを開催いたします。


地球とは何か 多様性とは何か 生命と心とは何か 幸せとは何か


これからの私たちが生きるヒント、
そして活かされるヒントを見つける対話の場に、
是非、ご参加ください。


<プレイベント概要>

◆第一回  地球時代の科学と生命(いのち)(仮)
 9月30日(水)18時45分~20時45分 (開場時間 18時20分~)
 ・田坂 広志
 (多摩大学大学院教授、シンクタンク・ソフィアバンク代表、
  社会起業家フォーラム代表)
 ・清水 博
 (東京大学名誉教授、NPO法人「場の研究所」所長、薬学博士)
 ・企画・モデレーター:尾中 謙文
            (青山プランニングアーツ代表、認知科学者)

◆第二回  地球時代の人間と環境(仮)
 10月14日(水)18時45分~20時45 (開場時間 18時20分~)
 ・竹村 真一
 (文化人類学者、京都造形芸術大学教授、Earth Literacy Program代表)
 ・星野 克美
  (文明哲学者、多摩大学・大学院教授、日本技術者連盟会長、
  グローバル・マネジメント・アカデミー会長)
 ・企画・モデレーター:尾中 謙文
            (青山プランニングアーツ代表、認知科学者)


◆場所:東京ウィメンズプラザ ホール
 東京都渋谷区神宮前5-53-67 B1階
 ・表参道駅(東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線) 徒歩7分
 ・渋谷駅(JR山手線・東急東横線・京王井の頭線) 徒歩12分


◆参加費:3,000円(自由席/事前振込み)

◆振込先:三菱東京UFJ銀行 青山支店 普通 0030986
 (地球の未来への対話実行委員会)

◆定員:240名(先着順)

◆お申込方法:
 下記URLよりお申し込みください。
 お申し込み後、参加費のお振込の確認をもってお席を確保いたします。


◆登壇者プロフィール
【田坂 広志】
 1951年生まれ。1974年、東京大学卒業。
 1981年、同大学院修了。工学博士。
 1987年、米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。
 1990年、日本総合研究所の設立に参画。取締役を務め、
 現在、日本総合研究所フェロー。
 2000年4月、多摩大学大学院教授に就任。
 同年6月、社会起業家(Social Entrepreneur)の
 育成と支援を通じて社会システムのパラダイム転換をめざす
 グローバル・シンクタンク、ソフィアバンクを設立。代表に就任。
 2003年7月、社会起業家フォーラムを設立。代表に就任。
 現在、全国から12000名の社会起業家が集まり、
 諸分野での社会変革に取り組んでいる。
 2005年、米国New Yorkに本拠を置き、
 100年の歴史を持つThe Japan Societyより、
 "US-Japan Innovators"の一人に選ばれる。
 2008年、ダボス会議を主催する
 The World Economic Forum(世界経済フォーラム)の
 The Global Agenda Councilの  メンバーに選ばれる。
 『生命論パラダイムの時代』『複雑系の知』『ガイアの思想』
 『こころの生態系』『目に見えない資本主義』を始め、
 50冊以上の著書を上梓。


【清水 博】
 1932年、愛知県生まれ。
 東京大学名誉教授、NPO法人「場の研究所」所長(理事長)、薬学博士
 専門は、生命科学/場の哲学
 1956年、東京大学医学部(薬学科)卒業 同大学院学位取得の上修了
 東京大学理学部助手、千葉大学分理学部助教授、
 九州大学薬学部助教授、ハーバード大学、
 スタンフォード大学研究員を経る
 1970年、九州大学理学部教授
 1977年、東京大学薬学部教授
 1993年、金沢大学「場の研究所」所長、同大学情報工学科教授
 2004年、NPO法人「場の研究所」所長(理事長)
 主な著書に『生命を捉えなおす』(中公新書)、
 『生命知としての場の論理』(中公新書)、
 『競争から共創へ』(岩波書店・共著)、
 『場の思想』(東大出版会)など多数。
 1985年、毎日出版文化賞受賞。2001年、中山賞大賞受賞。


【竹村 真一】
 1959年生まれ。
 京都造形芸術大学教授。Earth Literacy Program代表。
 東京大学大学院文化人類学博士課程修了。
 地球時代の人間学を考究しつつ、ITを活用した独自な
 地球環境問題への取組みを進める。
 Sensorium(97年アルス・エレクトロ二カ・グランプリ受賞)、
 デジタル地球儀「触れる地球」(05年グッドデザイン賞・金賞)や
 「100万人のキャンドルナイト」「aqua scape」など、
 さまざまなプロジェクトを推進。
 環境セミナー「地球大学」主宰。
 07年「water」展ではコンセプト・スーパーバイザーとして企画制作に携わる。
 08年7月の北海道・洞爺湖サミットでは、 国際メディアセンター(IMC)内の
 環境ショーケースにおける「地球茶室」の総合企画・プロデュースを担当。
 「地球の目線」PHP新書、新著「環東京湾構想」(共著)朝日新聞出版、
 など著書多数。
 ラジオ「GLOBAL SENSOR」放送中
 (J-WAVE,偶数月の最終日曜25時~)。
 竹村真一プロジェクトサイト
 


【星野 克美】
 1940年名古屋市生まれ、名古屋大学経済学部卒業
 研究履歴:筑波大学社会工学系専任講師・助教授を経て、
 多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科教授
 専攻:文明哲学、未来文明論、地球環境文明論
 文化記号論、認知科学記号論(Semiotic Marketing世界的パイオニア)
 学会:比較文明学会会員
 主著:『地球環境文明論』、『社会変動の理論と計測』、
 『消費人類学』、『流行予知科学』、
 'Semiotic Marketing and Product Conceptualization'など多数
 NPO:日本技術者連盟会長、グローバルマネジメントアカデミー会長、
 日本プライバシー認証機構会長
 創作:形而上詩、環境文学


※プレイベントには、ダライ・ラマ法王は出演されません。
 11月1日の<「地球の未来」への対話>は、ダライ・ラマ法王と、
 上記4名の先生(田坂広志氏、清水博氏、竹村真一氏、星野克美氏)の
 対話イベントです。

◆主催:「地球の未来」への対話 実行委員会
 (株式会社青山プランニングアーツ内)

◆協力:ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス)

◆プレイベントお問い合わせ先:
 「地球の未来」への対話 実行委員会
 taiwa@apa.ne.jp

※このメールは転送自由です。ご興味のある方にお知らせください。

「地球の未来」への対話 実行委員会(担当:浦田)
TEL  03‐6427-4021(平日10:00-17:00)
Mail  taiwa@apa.ne.jp


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2009年09月11日 | 講演

環境ジャーナリスト
枝廣淳子さんとのインタビュー
「地球の危機と人類の進化」

田坂です。

講談社が運営するウェブサイト「エコログ」の

「世界のエコイストたち」

において、
環境ジャーナリスト 枝廣淳子さんとの
インタビューが掲載されました。

タイトルは、

「地球の危機とネット革命が人類の進化を促す」

です。

このインタビューにおいては、
久し振りに、大きな時空のスケールで
人類の文明について語りました。

具体的には、

 生命論パラダイムの時代
 複雑系の思想
 ネット革命の意味
 資本主義の未来
 地球環境問題の本質
 生命進化の潮流
 宇宙の存在理由
 人類の集合的無意識
 21世紀の宗教の変容

そうした様々なことを、縦横に語りました。

このインタビューに興味のある方は、
下記のサイトをご覧下さい。


静かな共感の中でインタビューをして下さった
枝廣淳子さん、
メッセージの深みを理解して
ウェブの編集を担当して下さった講談社の三木卓さん、
有り難うございました。

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2009年09月08日 | インターネット

「読書の心得」第15回
魂が共鳴する言葉との邂逅を求めて読む

今週は、シリーズ「読書の心得」の第15回、
最終回です。

この最終回においては、

「魂が共鳴する言葉との邂逅を求めて読む」

をテーマとして話します。

「心の糧を得る読書」の第一の心得は、

「著者の魂と格闘しながら読む」

ことであると述べてきました。

なぜなら、読書の真髄とは、
単に情報や知識を得ることではなく、
時間と空間を超えて、
一人の著者と巡り会う体験だからです。
そして、その著者の魂と格闘する体験だからです。

しかし、その著者の魂と格闘するためには、
一つ、我々に求められることがあります。

「自身の原体験を見つめながら読む」

そのことです。

なぜなら、一人の著者が、自身の原体験を背負い
魂を込めて語る言葉と正対するためには、
我々もまた、自身の原体験を見つめ、
それを背負って読書をすることが求められるからです。

では、人生の経験の浅い、年齢の若い人間は、
著者の魂と格闘することはできないのか?

そうではありません。
人生の経験の浅い人間が
それでも著者の魂と格闘をする方法があります。

「感性を研ぎ澄まし、想像力を羽ばたかせて読む」

その方法です。

そして、そうした姿勢で本を読むならば、
我々は、必ず、心の奥深くに届く言葉、
魂が共鳴する言葉に巡り会います。

そして、ときに、その魂の共鳴する言葉が、
自分の人生を導いてくれることがあります。

読書を通じて巡り会った、一人の著者。
その著者が、自身の原体験を背負い、
魂を込めて語る言葉と正対し、耳を傾ける。

そのとき、我々は、読書というものの
最も素晴らしい世界に歩み至ることができるのでしょう。

それゆえ、「心の糧を得る読書」の最後の心得は、

「魂が共鳴する言葉との邂逅を求めて読む」

その心得を述べて、今回の「読書の心得」のシリーズの
締め括りとさせていただきます。

『読書の心得』 全15回は、
CDでお聴きいただけます。

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To the Summit
KUMON Publishing,
2007年11月




なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか
- 人間の出会いが生み出す「最高のアート」

PHP研究所, 2007年7月




なぜ、働くのか
- 生死を見据えた「仕事の思想」

PHP研究所, 2007年7月




プロフェッショナル進化論
- 「個人シンクタンク」の時代が始まる

PHP研究所, 2007年4月




これから何が起こるのか
- 我々の働き方を変える
  「75の変化」

PHP研究所, 2006年11月




自分であり続けるために
- 流されず、いまを生き切る
  50のメッセージ

PHP研究所, 2005年12月




使える弁証法
- ヘーゲルが分かれば
  IT社会の未来が見える

東洋経済新報社, 2005年11月




人生の成功とは何か
- 最期の一瞬に問われるもの

PHP研究所, 2005年6月




未来を拓く君たちへ
- なぜ、我々は
  「志」を抱いて生きるのか

くもん出版, 2005年3月

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