今週は、シリーズ「読書の心得」の第10回、
「謙虚な心の姿勢で本を読む」
をテーマとして話します。
我々は、自身の体験と重ね合わせながら
読書をすることによって、
言葉で表せない智恵を掴むことができます。
では、経験の浅い人間が
読書を通じて智恵を掴むためには、どうすればよいのか。
そのための大切な心得があります。
謙虚な心の姿勢で本を読む
その心得です。
なぜなら、プロフェッショナルの世界には、
怖い格言があるからです。
下段者には、上段者の力が分からない。
この言葉通り、
経験の浅い人間は、
豊かな経験から深い智恵を掴んだ人間の話を読んでも
しばしば、その意味が分からないのです。
そのとき、「謙虚な心の姿勢」を持っていなければ、
その深い智恵の意味が分からないとき、
「当たり前のことを言っている」
「大したことを言っていない」
と思ってしまうことがあるのです。
それが、「若さの傲慢さ」と呼ばれるものです。
しかし、我々がひとたび
「謙虚な心の姿勢」を身につけるならば、
読書というものは、ときに、
著者の智恵を超えたさらに深い智恵を
我々に与えることさえあるのです。
この第10回では、そのことについて、
話をします。
『読書の心得』全15回は、
CDでお聴きいただけます。













