田坂です。
5月30日に発売された雑誌、
『オルタナ』No.8において、
私の連載・第2回が掲載されました。
連載のテーマは、
「オルタナティブ文明論」
第2回のタイトルは、
「なぜ、世界は、生命論的な文明に向かうのか」
です。
20世紀に開花した人類の文明は、
科学技術によって牽引された
「機械論的文明」と呼ぶべきものでした。
すなわち、我々の生きるこの世界を「機械的システム」とみなし、
それを、いかにうまく設計し、構築し、制御できるかを考える
「機械論的な思想」が支配的な文明でした。
しかし、21世紀に入り、
この「機械論的な思想」に対して、
「生命論的な思想」が重視されるようになってきています。
それは、この世界を「生命的システム」ととらえ、
それにいかに処するかを考える思想です。
そして、不思議なことに、
いま、この「生命論的な思想」を牽引しているのは、
実は、これまで「機械論的な思想」を牽引してきた
「科学」そのものなのです。
では、それは、いかなる科学か。
「複雑系の科学」(Complexity Science)です。
いま、現代科学の最先端のテーマとなっている
「複雑系の科学」。
それが、これから、
「生命論的な思想」を牽引していく時代を
迎えたのです。
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