風の言葉 第9回
「知の営み」に求められる覚悟

今週は、これまでにお送りした「風の対話」の中から
私の著作について語ったシリーズ
「風の言葉」の第9回、

 「知の営み」に求められる覚悟

を、お送りします。

1997年に上梓した私の著作
『複雑系の知』(講談社)の最終章において
次の言葉が語られています。

 我々が、歴史や政治を語るとき、
 その知の営みにおいて、
 決して忘れてはならないことがある。
 それは、
 その歴史の瞬間そのものを現実に生きた人々に対する
 深い共感の思いを持つことである。

我々は、イラク戦争での死傷者の数や、
アフリカの飢饉での餓死者や難民の数を語るとき、
しばしば、そのことを単なる統計の数字として
語ってしまうことがあります。
しかし、その数字の奥には、
まぎれもなく、
その歴史の現実を生きている人々の
かけがえのない命と人生があります。

その人々への深い共感を持つこと。

それが、我々の「知の営み」において、
決して忘れてはならない覚悟なのでしょう。

この「風の対話」では、そのことを語りました。


『風の言葉』全10回は、
CDでお聴きいただけます。

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2006年12月14日 | テレビ・ラジオ


成長し続けるための77の言葉
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英治出版, 2010年1月




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未来を予見する「5つの法則」
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