今週は、これまでにお送りした「風の対話」の中から
私の著作について語ったシリーズ
「風の言葉」の第10回、
永遠の一瞬
を、お送りします。
1998年に、ある雑誌に寄稿した私のエッセイ
『メメント・モリ - 死を忘れるな』において
次の言葉が語られています。
この地上に束の間の生を受け、
駆け抜けるように去っていく無数の人々のなかで、
我々が、その短い生涯において「縁」を得るのは、
わずか一握りの人々に過ぎない。
夜空を見上げるとき、
ふと、この言葉を思い出します。
137億年前に生まれた、この宇宙。
その悠久の時間の流れに比べるならば、
わずか80年の我々の人生は、
まさに「束の間」、
「一瞬」と呼ぶべき生です。
しかし、たとえ「一瞬」の生でも、
それは、
「永遠の一瞬」。
そのことに気がつくとき、
この人生において、巡り会う人々、
そして、与えられる出来事が、
不思議な光景として、見えてきます。
この「風の対話」では、そのことを語りました。
『風の言葉』全10回は、
CDでお聴きいただけます。












